yamamori
普段山に入っていると、「どのように長期的に木々を管理していくか」ということに意識が向かいます。
木々は日陰や憩いの場所をつくり、水土を保全して67%の国土を安定させてくれています。
しかし、家や道のそばなど、人の生活圏との接点では大きくなって対処できなくなったり、
草木に覆われて飲み込まれてしまいそうになったりと、さまざまな問題が発生します。
私たちは木々と人の間に入って、お互いができるだけ気持ちよく過ごせるような提案をするために、
今ある知識や経験を使っていきたいと考えています。
ロープワークによる特殊伐採
特殊伐採は、ロープワークなどで、樹上で木を吊ったり、倒す方向などをコントロールして行う伐採です。
私たちは特殊伐採も含めて、それぞれの場所に合った人と自然の関係性を一緒に考えます。
・大きくなったり、不安定な木をどう対処するか相談したい
・切るだけではない提案を検討したい
・木だけでなく山の管理について相談したい
大小様々な木に、一本からでも対応します。
測量、調査、補助事業の提案、森林整備
alaharasuyafoは、補助事業を利用した森林整備を進めています。調査、交渉から書類作成、現場の作業まで一貫して自社で行なっています。
森林整備は、植林した針葉樹でありながら搬出が難しい場所を中心とした、水土保全機能を高める目的である静岡県の「森の力再生事業」を使った環境伐が中心です。
市や県などとも協力して整備計画を検討します。
管理
「いかに手をかけずに、もしくは日々の軽いメンテナンスで山と人の良好な関係を維持するか」ということを中心にして、実地での測量や調査、航空写真、赤色立体地図、国土地理院地図、公図など様々な情報を集めて、長期的な森林管理を一緒に考えます。
山林の買取、受け入れ
個人で山を所有する時代ではないのではないか、と考えています。
森林の管理やさまざまな形での活用を進めるために、買取や贈与による受け入れを進めています。
森林の活用方法、仕組みの開発
経済的にも文化的にも、継続的に山に関わり続ける方法を、遊びを通して日々模索しています。