日本は結構山や川に囲まれているのに、山や川で過ごしている人がいない。無駄に川に飛び込んだり、ハンモックでダラダラしたり。そういうくだらない時間を、大人が自然の中で普通に過ごす景色が生まれたら、何かがもうちょっとましになる気がする。
allemansは、山の中で普通に過ごしたい人たちのためのメンバーシップです。
会員はalaharasuyafoの山で自由に過ごすことができます。イメージは北欧の自然享受権で、山や周辺の方々や所有者に、危害や迷惑を与えない限り、自由に焚き火をしたり、滞在したり、何かを採集したりすることができます。
200年後くらいに、大人がゴロゴロしているいい感じの風景が定着している未来を期待する。そのくらいの時間感覚で考えているので、アトラクティブな何かを期待しても何も出てこないかもしれませんが、皆様と山でお会いできるのを楽しみにしています。
所有・管理している5haの山のうち、車のアクセスも良く、川に面している2haの山を自然を享受する場として共有しています。近くに温泉もあります。
yafo山に関わる上での原則
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実は、山は一つの山の中でも、複雑な形で、個人、自治体、法人など入り乱れるかたちで所有が分かれています。昔はそうするほど価値があったのですが、今は山に資産的にも暮らし的にも価値を得ることが難しい。そして所有が分散していることで「誰の山かわからない」ため、気軽に山に入ることを難しくしています。
私たちは山を買い、所有をまとめていくことで逆に多様な使い方ができるような、allemansを始めとした仕組みを作ります。
私たちは年間15〜20haほどの山を間伐してまわっています。遠くから眺めるだけではわからない、同じものが一つもない山たち。補助事業があるから私たちは日々山に入って、管理を通して山との関係を深めることができます。
しかし補助事業であることで
・補助事業のやり方に制限される・補助事業がなくなったり変更したりする可能性がある・長期的に同じ山と関わり続けることが難しい
というような課題があります。継続的に、意味のある管理を行うために会員が必要です。
・山の整備/管理/受け入れ ・<allemans>森林で普通に過ごしたい人のための月額会員 Writer @taishi_yoshida